guanggun.jpg 中国では「光棍儿(つるつるの棒)」という言葉は独身の意味を持つ。その「棍(棒)」の形に似た「1」が4つ並ぶ11月11日は、若者の間で「独身者の日」と呼ばれている。2009年、真っ先にこの日をビジネス・チャンスと捉えたネット通販大手のアリババが、ネット・ショッピングの割引セールを行い、1日の売上高が過去最高の5200万元を記録した。それ以来、毎年11月11日は中国のネットストアが大々的なキャンペーンを繰り広げるようになり、今や中国全土ネット・ショッピングのお祭り騒ぎの日となった。消費者は先を争って物を買い、ツイッター上でその「戦果」を公開し合う。アリババ系列の天猫(Tモール)や淘宝網(タオバオモール)では、さらに売上記録を更新し、2013年11月11日には合計売上高が驚きの350億1900万元を達成、前年比83.3%増となった。Tモールでフラッグシップ・ショップをオープンした優衣庫(ユニクロ)でも、半日で1億元の売り上げを上げたという。この「ダブル11の日」現象について専門家は、中国の巨大な潜在的消費パワーによるもので、中国の消費需要がこれまでの店舗販売からネット通販に移行しつつあることを反映したものとみている。