ジャッキー・チェン、『新宿インシデント』ジャパン・プレミアに登場 : 2009年3月26日 at 歌舞伎町
成龍(ジャッキー・チェン)最新作『新宿インシデント』のジャパン・プレミアが、3月26日、東京・新宿歌舞伎町の映画館で行われ、来日したジャッキーと共演の竹中直人、加藤雅也、拳也が登壇した。
ジャッキー自身が「みなさんにとってショッキングな映画」というように、『新宿インシデント』はジャッキーが初めてアクションなしの本格的な汚れ役に挑んだドラマチック・バイオレンス大作。新たな役柄に挑戦した心境を「いつまでも『酔拳』や『ポリスストーリー』をやっていられるわけではないから、自分を変えて、全く違うものをやりたかった」と話したジャッキー。ただ「ファンに気に入ってもらえるかはわからない。今も心配だ」とファンたちの反応を気にしている様子だった。
(↑)『新宿インシデント』に出演した加藤雅也、ジャッキー、竹中直人、拳也
今回は製作総指揮も兼ねるジャッキーだが、撮影前に爾冬陞(イー・トンシン)監督から「現場では口を出すな」と言われてしまったそうで、「現場で何も言えなかったのが一番大変だった」とか。あまりにも今までとはイメージの違うシーンに、「こんなものを撮ってもいいのか?」との疑問も湧いたそうだが、監督からは「この映画に出ているのはジャッキーじゃなく、鉄頭(ジャッキーの役名)だ」と言われて安心し、「これからは本当の役者をやっていく」と改めて演技に開眼した様子だった。
共演の竹中直人はジャッキーについて、「スタッフ思いで、どんなに撮影が遅くなっても、重い機材を担いで片付けを手伝っていた」と感動した話をする一方、2人のシーンではジャッキーが「日本語を全然覚えない」と暴露。カンペを見ながらたどたどしく日本語を話すジャッキーの様子を再現して見せると、ジャッキーは「竹中さんの中国語は一言もわかりませんでした。(演技では)わかった振りをしましたが」と応戦。息の合ったやり取りに会場は大いに盛り上がった。
(←)撮影の合間には、マスク、帽子姿で歌舞伎町を歩いていたというジャッキー
続いて4月7日に誕生日を迎えるジャッキーにケーキをもって登場したサプライズゲストは、加藤の娘を演じた5歳の庵原涼香ちゃん。撮影中ずっと抱っこしていたという「最愛の女(ひと)」に再会し、とびきりの笑顔を見せ、会場のファンたちに「長年の応援をありがとう。これからもいい映画を作っていきます」と話したジャッキー。最後に、日本のおじさんたちへの応援を求められると、「私も今日突然ジャッキー・チェンになったのではない。仕事がなかったこともあった。ちょっとのスランプで、あきらめないで。ネバーギブアップ!」とメッセージを送っていた。
『新宿インシデント』は5月1日より新宿オスカーほか全国ロードショー!
(→)ジャッキーは子役の涼香ちゃんからの プレゼントに満面の笑顔をみせていた
取材:竹内 京 撮影:Akira Jiang
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