【新華社東京11月14日】新中国成立75周年と「中日文化交流協定」締結45周年を記念した「第27回日中カラオケコンクール」が11日夜、東京で開催された。中日両国の約40人が出場し、「日本人が中国語の歌を、中国人が日本語の歌を歌う」という形式で、音楽を通じて友好の懸け橋を築いた。
日本人部門では熱戦の末、「想你的夜(あなたを思う夜)」を情感たっぷりに歌った上野太さんが最優秀賞を獲得した。中国人部門では、中国から駆けつけた唐之驄(とう・しそう)さんが「大阪ブルース」を美しく歌い上げ、最優秀賞に輝いた。
同コンクールは1998年に始まり、毎年開催されている。主催者である日中通信社の胡文娟(こ・ぶんけん)社長は、コンクールは単なる歌唱大会ではなく、両国民の感情的なつながりと文化交流を深める重要な場だとし、今後も継続していくと意欲を示した。
コンクールのフィナーレでは、出場者と来賓が中日友好への願いを込め、中国では「友誼地久天長(友情は永遠に)」として知られるスコットランド民謡(日本では「蛍の光」)を合唱した。(記者/胡暁格、馮翀)
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