第27回日中カラオケコンクール盛況のうちに閉幕

11月11日夜、東京練馬で開催された第27回日中カラオケコンクールが大盛況のうちに幕を閉じました。日本と中国から集まった32組（39名）の選手が、「日本人が中国語を、中国人が日本語を歌う」というテーマのもと、熱唱を披露し、観客を魅了しました。大会は中華人民共和国建国75周年と日中文化交流協定締結45周年を記念する特別なイベントとして、両国文化の融合と友好を象徴しました。

集合写真

白熱した競演で最優秀賞が決定

日本人組では上野太が中国の人気曲《想你的夜》で、日本人部門の最優秀賞を受賞。一方、中国人組では唐之骢が《大阪ブルース》を感情豊かに歌い上げ、中国人部門の最優秀賞を獲得。観客は選手たちの圧巻のパフォーマンスに感動し、会場は熱気に包まれました。

参加者全員写真

最優秀賞を獲得した日本人組の上野太（左）と中国人組の唐之骢（右）

豪華ゲストが大会を彩る

特別ゲストとして、日本の著名歌手・加藤登紀子が出演。彼女は《百万本のバラ》や《知床旅情》の中国語バージョン、さらにアニメ映画《紅の豚》の挿入歌《時には昔の話を》を披露し、会場を大いに盛り上げました。その深い歌声は観客を魅了し、日中文化の架け橋としての存在感を改めて示しました。

文化交流を支える重要ゲストと協賛企業

第27回日中カラオケコンクールは、中国駐日大使館、外務省、日中友好協会の後援と、複数の協賛企業の支援を受けて開催されました。当日は、陳諍・駐日中国大使館公使参事官、等々力研・外務省アジア大洋州局地域調整官、橋本逸男・日中友好協会副会長、黄星原・日中友好会館中国代表などが出席し、会場を華やかに盛り上げました。さらに、日本の福田康夫前首相から祝辞が寄せられ、両国文化交流の重要性が改めて強調されました。